——ソース不明、報道なし。それでも噂は“ひとり歩き”していく。
【序章】

——韓国で“下半身だけの死体が187体見つかった”という噂が、今日本で急拡散している。
2025年に入り、YouTubeやX(旧Twitter)、まとめサイトで
「韓国で下半身だけの死体が187体発見された」
という衝撃的な噂が広がっている。
動画のサムネイルには
・砂浜
・海岸線
・切断された脚
・“187”という数字
が並び、視聴者の興味を強烈に掴んでいる。
しかし——
驚くべきことに、
この事件を裏付ける一次報道は、現時点で確認されていない。
にもかかわらず、噂は勢いを増し、
都市伝説として独自の進化を始めている。
この記事では、この噂を
“真相が不明なまま拡散した情報”として扱い、
情報の出所・背後にある心理構造・広がった理由を
6000文字規模で徹底分析していく。
あなたは読み終える頃、
この噂がどこから来て、どんな力で広がり、
どこへ向かおうとしているのかが分かるはずだ。
■津軽海峡 幽霊船 —— 霧の向こうから帰ってこない灯
■八甲田山の兵隊たち —— 吹雪に消えた行軍
【第1章】噂の発端——“187体”はどこから来たのか?

最初にこの噂が確認されたのは、
まとめサイトや短尺動画による“怪談的解説”だった。
内容はおおむね一致している。
- 韓国の海岸で「下半身だけ」の遺体が複数見つかった
- 謎の連続発見が続き、最終的には187体に達した
- しかし韓国国内の報道は少なく、日本のメディアでも扱われていない
- “何かを隠しているのでは”という印象操作が存在する
だが、気を付けなければならない。
「187体」という数字の“元ソース”は、一切確認されていない。
都市伝説はよく“数字”から始まる。
「100人以上が消えている」
「過去に300遺体が見つかった」
など、インパクトのある数字が
“噂のスタート地点”になりやすい。
187体という具体的すぎる数値は、
恐らく動画・SNSでの「物語強化」のために
固定化された可能性が高い。
【第2章】噂の詳細——語られている“事件の流れ”

ネットや動画で語られる噂を整理すると、
以下のような“物語”として成立している。
●① 韓国西海岸の数カ所で、下半身のみの遺体が見つかる
主に噂で語られるのは「海岸」だ。
理由は単純で、
海流 × 流れ着いた遺体 × 発見しやすい
という“物語として成立しやすい舞台”だから。
●② 断片的にしか報道されず、全体像が見えない
“報道少なめ”という現象は、
どんな噂でも興奮を引き起こす。
実際の事件でも、
断片的な報道は珍しくない。
だが噂では
「報道がない=隠蔽」と解釈される。
●③ いつしか“187体”という数字が一人歩きする
最初期の噂では「多数」「連続」とされていたが、
後発動画が数字を付与し、固定化した。
これは都市伝説あるあるだ。
●④ 背後には“巨大な何か”があると暗示される
- 密輸
- 臓器売買
- 海難事故
- 連続殺人
- 政治的事件
- 海洋生物
- 軍事施設絡み
噂は必ず“真相不明の闇”を匂わせる。
しかし、それはあくまで噂の範囲を出ない。
【第3章】なぜ“下半身だけ”なのか?——想定される4つの仮説

噂の中で最も異常なのは、
「下半身だけ」
という点だ。
ここから噂が強烈な説得力を帯びる。
以下は、噂として語られやすい“仮説”だ。
■① 海流・潮流による自然分離説
死体は一定期間海に漂うと、
破損した部位が流れ着くことがある。
実際、
海外の海岸では遺体の“足首だけ”が
複数見つかった事件がある。
■② 犯罪・切断説
最も刺激的で、噂が広がりやすい説。
ただし実在の犯罪としてこのスケールは
信憑性に欠ける。
■③ 動物(海洋生物)による損壊説
海洋の大型生物による部分損壊は
珍しくない。
■④ 医療廃棄物説
最も“都市伝説的”な仮説。
病院・施設・研究機関の廃棄が
不適切に処理された可能性、という噂。
どれも“噂として語られやすい形”ではあるが、
現状、裏付けは存在しない。
【第4章】本当に報道されていないのか?——検証の壁

「報道されていない」という言い方は、
噂動画でよく使われる。
しかし、
報道がない=事件が起きた証拠ではない。
報道がある=事件が確定という意味でもない。
韓国の地方紙やニュースは
日本語に翻訳されないケースが多く、
英語版サイトにも載らない場合がある。
つまり、
・事件自体が存在しないのか
・報道されていないだけなのか
・あるが数字が“盛られている”のか
この判別は難しい。
ただし現時点(2025年)で
187体という規模の遺体大量発見事件は
公的には確認されていない。
ここを“噂のまま”にしておくのが
都市伝説記事としては最適だ。
■福岡県庁に刻まれた“亀井光”の名前の影
■北九州市役所の“深夜にだけ灯る議会棟の窓”
■春日市役所──封鎖書庫で聞こえる紙の音
【第5章】類似事件の存在——噂が成立する背景

この噂が広がりやすい理由として、
“世界には似た事件がある”という事実も大きい。
●① カナダ・バンクーバーで「足首だけ」の遺体が複数漂着
これは実在する事件だ。
海流の影響で“同じ部位だけ”が
複数見つかるという現象。
●② アジアの一部地域で臓器売買の噂が絶えない
これも噂と事実が混ざった形。
●③ 海での事故・漂流で部分的に発見されるケース
複数の国で報告されている。
これらの“既知の事件”が
韓国187体噂の“リアルさ”を増加させている。
【第6章】なぜこの噂は“いま”拡散しているのか?

YouTubeの構造は、
数字 × ショック × 未確認情報 を
もっとも好む。
特に今は
“10分前後の都市伝説解説”動画の黄金時代だ。
この噂が伸びている理由は次の通り。
✔① 数字が強い
「187体」という“怪談数字”は
脳に残りやすい。
✔② 国家・海外という“大きな舞台”
“韓国で起きた”
というだけで非日常性が急上昇する。
✔③ 真相が分からない=再生される
視聴者は
「真相は?」「続報は?」
と“未解決系”を求めてしまう。
✔④ 動画の語り口が巧妙
・ショック導入
・噂のストーリー化
・疑問提示
・断定しない
・視聴者に問いかける
これは都市伝説YouTuber成功者の典型。
あなたの記事でも、この構造はそのまま使える。
【第7章】噂の本質——なぜ人は“真相不明の事件”に惹きつけられるのか?

噂の根幹には
「分からないものの魅力」
がある。
人は、
・説明できない現象
・情報が隠されている感覚
・数字の異常さ
・他国の事件
に強く惹かれる。
この噂はまさに
**「想像の余白」**が大きいため、
都市伝説として爆発的に広まっている。
■渋谷スクランブル —— 時間が止まる動画の謎
■港区 深夜に鳴るマンホールの噂
【終章】

——この噂は、真実か嘘かではなく“拡散する力”そのものが興味深い。
韓国で“下半身だけの死体が187体発見された”という噂は、
現時点で裏付ける公的情報は確認されていない。
しかし、
“噂そのもの”が巨大な影響力を持ち、
世界中の人々の興味を刺激している。
噂は時に、
事実よりも大きな存在感を持つ。
これから本当に報道が出る可能性もゼロではないし、
噂が完全に嘘で終わる可能性もある。
真相が明らかになっていない今だからこそ、
この噂は都市伝説として最も魅力的なのだ。
そして、あなたはどう考えるだろうか?
- 本当に“187体”という事件が存在したのか?
- それとも噂が独り歩きしているだけなのか?
- あるいは、何かが隠されているのか?
答えは、まだ誰も知らない。
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