異界・異常現象

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未解決事件・都市伝説考察

死者の声が届く山:恐山の“口寄せ巫女”が語らない真実(青森都市伝説)

【序章】──声の記憶 ──風の中から、誰かの声がした。 それは、もうこの世にいない人の名を呼ぶ声だった。 青森県むつ市、恐山。 夏の終わり、湿った風と硫黄の匂いが漂うこの霊場には、毎年「死者の声」を聞こうとする人々が集まる。 彼らの目的はひ...
未解決事件・都市伝説考察

《釜石の“線路の下”》──終電のあと、足音だけが帰ってくる。(岩手県都市伝説)

序章:波と鉄の町に響く音釜石市。鉄と海の町として知られ、製鉄所の煙突がいまも港の夜景を照らしている。しかし、夜中になるとこの街には、別の“鉄の音”が響く。「カン……カン……」線路の下から、一定のリズムで鳴る金属音。誰もいないはずの時間、終電...
未解決事件・都市伝説考察

《遠野の影送り》──振り返った者は、影に置いていかれる。(岩手県都市伝説)

序章:黄昏に消える“もう一つの自分”遠野市の郊外、かつて村人たちは日没の少し前――いわゆる“逢魔が時”に外を歩くことを忌んだ。その理由はこうだ。「影送りの時間になるから。」この地方では、影は“魂の抜け殻”と信じられてきた。日が沈むとき、影は...
未解決事件・都市伝説考察

《北上の廃校と声の放送室》──名を呼ばれた者は夢の中で黒板の前に立つ(岩手県都市伝説)

序章:閉ざされた校舎の夜岩手県北上市。市街地から外れた山あいの小さな集落に、一つの廃校がある。木造の二階建て。廊下には割れたガラス、黒ずんだ掲示板。ここでは、誰もいない夜に放送室のスピーカーから声が流れるという。「起立、礼、着席。」この学校...
未解決事件・都市伝説考察

《久慈の鏡坑道》──見た者が“逆になる”(岩手県都市伝説)

序章:閉ざされた鉱山の奥で久慈市の外れにある旧鉱山跡。戦後の高度成長期に栄え、いまはフェンスに囲まれた廃坑道。地元では、こう呼ばれている。「鏡坑道(かがみこうどう)」――覗くと、もう一人の自分が動く場所。坑内の奥には、鉱石の壁が一面だけ異様...
未解決事件・都市伝説考察

《花巻の電話ボックス》──宮沢賢治が残した回線(岩手県都市伝説)

序章:山の中で鳴る、ひとつの電話岩手県花巻市。夜、郊外の山道を走っていると、林の中にぽつんと立つ緑色の電話ボックスがある。電線は途切れ、電話会社のマークも消えかけている。だが、そのボックスは今も――鳴っている。深夜2時22分。ガラス越しに中...
未解決事件・都市伝説考察

《宮古の赤い海女》──深海に帰れなかった者(岩手県都市伝説)

序章:波間に、赤い影が立つ三陸の海は、静けさと恐ろしさが背中合わせだ。風が止む夜、潮の匂いが強くなると、海は“何かを返す”。宮古市田老町の海岸では、今もこんな噂が囁かれている。「夜の満ち潮のとき、波間に“赤い海女”が立っている。彼女は潜って...
未解決事件・都市伝説考察

《盛岡地下道の囁き》──誰かが歩調を合わせてくる(岩手県都市伝説)

序章:夜の下、もう一つの街盛岡駅の東口から続く地下道。昼間は学生や会社員の往来で賑わうが、終電が過ぎると、そこはまるでもう一つの街になる。ひんやりとした空気が足元を這い、蛍光灯の明かりが点滅する。壁のタイルには、昼の人々の気配がかすかに残り...
未解決事件・都市伝説考察

“宛先:あの世”──岩手県遠野に語り継がれる山の郵便局の怪(岩手県都市伝説)

序章:封をしてはいけない夜深夜、遠野の山道を走ると、ふいに霧が立ち込める瞬間がある。ヘッドライトの光が白く乱反射し、視界が奪われたその刹那、“ぽつん”と、小さな木造の建物が現れるという。それは、看板もない小屋。窓の奥には、古い郵便局のような...
未解決事件・都市伝説考察

北海道都市伝説 六景・総まとめ

凍てつく北に囁く声 ―文:黒崎 咲夜(くろさき・さくや)/ホラーライター・都市伝説研究家北海道――その地図の上に広がる広大な白は、単なる雪ではない。そこには、無数の“声”が封じられている。僕は十数年、北海道各地の都市伝説を追ってきた。妖怪で...
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